【後編】普通のぼくが起業したいと思ったときにやったこと〜会社を辞める日まで〜

こんにちは!!
今回は、前回届けしました【普通のぼくが起業したいと思ったときにやった7つのこと〜前編〜】の続きです。
普通スペックのぼくが、起業を目指して行動した7つのことです。
・公立中学校⇒公立高校(普通科)
・50の私立大学(経営学部)
・最初の就職は中堅の専門商社
・身長170・体重65キロ(日本人の平均)
・見た目は普通(天然パーマ)
・父子家庭(父は公務員)
・TOEIC 300点くらい(英語は全くできない)この普通スペックでも起業したからみんなも余裕でできる
— 黒藪一秀/働き方プロデューサー (@redheart1225) 2018年12月9日
前回は、22歳で起業を目指し始めたところから起業準備を本格的にスタートし始める転職するところまでをお届けしました。
まだ、前回の内容をご覧になられてない方はこちらからチェックしてくださいね。
今回は後半ということで、実際に会社を辞めるところまでをお届けしていきます!!
では、早速始めていきましょう!!
※動画でも解説しております
始めの8歩目:転職先でめっちゃ働く
前回の最後で、専門商社からソフトバンクへ転職しましたとお伝えしました。
ぼくは、トータルで会社員を6年間過ごしたのですが、ソフトバンク時代の経験が起業してからもとっても役に立っております。
ぼくが、転職したのはソフトバンクのショップにいるタイプの営業ではなくて、法人向けの開拓営業です。
ソフトバンクって携帯電話のイメージが強いと思うのですが、法人営業の部隊では以下の7つの商材を扱っていました。
- 携帯電話
- 固定電話
- ネットワーク(閉域ネットワーク)
- クラウド
- データセンター
- Yahoo広告
- ロボット(ぼくの辞める最後くらいから開始)
細かいところは、長くなるのでここまでにしときますね。
詳しくはプロフィールに書いてありますのでご覧くださいね。
今までのルート営業とは全く違った商材を営業するので、最初はとっても戸惑い怒られました。
普通スペックのぼくが、ソフトバンクに転職する時に決めていたことが2つあります。
それは
「新規開拓の営業力を徹底して身につける」
「3年以内には会社を辞めて起業・独立する」
です。
転職する時に自分への掟みたいなものを作ったおかげて、2年半という期間を全力で働けたと思います。
ぼくは、起業を目指すなら1回は転職をしたほうがいいと思います。
若手で起業を目指す人で「新卒⇒起業」や「大学⇒就職せずに起業」のパターンも結構あるみたいですが、せっかくなら転職を1度経験しておくと、話の幅を広げることができます。
ぼくは、ソフトバンクへの転職で営業スキルやビジネスについての考え方を身につけることができました。
これは、ぼくの起業に向けて大きな一歩になりましたね^^
始めの9歩目:大阪にチャリンコで行ける所に引っ越し
9歩目はかなりライトですが、本当よかったなぁ〜と感じています^^
起業してビジネスをするのであれば、「すぐに人に会いやすい場所に行ける」ことが、とても大切だと思っています。
ぼくが住んでいる関西であれば、
- 神戸(三ノ宮駅)
- 京都(京都駅or河原町駅)
- 大阪(梅田orなんば)
このあたりにアクセスしやすい場所に住むと、セミナーなどのイベントにも参加もしやすいですし、自分がセミナーをする場合も集客がしやすいです。
これができるとビジネスチャンスが一気に拡大します。
皆さんの住んでいる地域にも、人が集まる主要な駅があると思います。
そこに、徒歩がチャリンコでアクセスできると本当に便利です。
終電を気にしなくていいし、人に会おうとなってもすぐに行くことができますね。
ぼくが、起業準備中に心がけていたことが、フットワークの軽さです。
フットワークの軽さはチャンスを運んでくれるし、チャンスを掴みやすくしてくれます。
会社員をしながら起業準備をしている時は、とにかく時間の確保が重要です。
「会社と自分のやりたいビジネスの両立」をするためにも、時間効率を上げるために、住んでいる地域の一番人が集まりやすい場所の近くに住むことがオススメです。
始めの10歩目:ジェームス・スキナーの合宿セミナーへ参加
ジェームス・スキナーは【成功の9ステップ】の本でも有名が、日本トップのセミナー講師です。
(この本を購入したい方はこちら)
この、ジェームス・スキナーが3泊4日の合宿型のセミナーとして【成功の9ステップ】を年3回くらい開催しています。
普通の席で受講しても宿泊費込で30万円くらいでしたね。
ぼくが、始めて受講したのは26歳のぼくにとっては、なけなしの貯金を使って参加したのを覚えています。
人生で始めての高額の合宿セミナー。
成功の9ステップの4日間ではワークが中心です。
その中で、自分を見つめ直し、仲間を応援したり応援されたり、新しい知恵を学んだり、とにかく衝撃的な4日間です。
成功の9ステップの内容はここでは割愛しますが、結局のところなにがお伝えしたいかと言うと、「高いお金を払うと必死になる」ということです。
起業とは決断の連続です。
- 会社に務めがならでもビジネスを始めるという決断
- 自分はこれでビジネスをする!!と商品を決める決断
- 時間はかかってもこれで稼ぐ!!という決断
- 今までの優先順位を変える決断
- 会社を辞めるという決断
高いお金を払うことも、決断ですよね。
そして、「お金を使う優先順位を買えて、自分に投資する」というのもまた、決断です。
ぼくにとって、成功の9ステップに行ったことが財産になったのではなくて、「高額なセミナーへ行くという決断をし、お金を使った経験」が財産になっています。
決断力をつける1つとして、高額なセミナーに参加するのは全然アリな選択だと思います^^
始めの11歩目:イベントを共同主催
ぼくは、起業を目指して準備している初期の頃は、イベントやセミナーに行く側でした。
そんなことをしていると、ある時気づきました。
「これって、主催する側に回らないと稼げないんじゃない?」
- お客様=お金を払う側
- 主催者=お金を貰う側
イベントやセミナーに参加するお客様のままでは、一生稼げないし、自分のビジネスを立ち上げることはできないと感じたのです。
そんなことを思ってはいましたが、一人でやる勇気はない。
だから、最初は共同主催ということで、セミナーやイベントを主催しました。
今までやったイベントやセミナーは
- お花見、バーベキュー
- 男女の出会いのパーティー
- タワーマンションでの交流会
- セミナー会場を借りてのワークショップ
- 着物で京都散策会
- ジェットスキーに乗ろう会
- ロジカルシンキングのセミナー
- おしゃれなカフェでのランチ会
などなど、色んなイベントをやりまくりました。
イベントを共同で開催することで、集約の大変さや段取りをどうするかなどのビジネス風な経験を積むことができました。
まず、自分の好きなことをビジネスをしたいなぁ〜と考えている方は、誰かと一緒にイベントを主催することがオススメですよ。
利益は半分になりますが、集客は楽になるし、やっぱり作り上げていく段階は楽しいものです。
会社に務めながら起業したいと思った時に実際にお代金を稼ぐ方法として、一番ハードルが低いのはイベントの共同主催です。
ぼくも、起業を目指し始めた22歳から10歩くらいのステップを踏んでいますが、イベントの共同主催でようやくマネタイズ(お金を頂くこと)ができたのですね。
みなさんは、もう10歩もかけなくても全然いいと思いますので、サクッと友達を誘って、サクッとイベントやセミナーを立ち上げてお金を頂く経験をしてくださいね^^
このハードルを超えることができると、起業して稼ぐスピードが劇的に速まります。
始めの12歩目:退職日決定⇒彼女に告げる
11歩でイベントを共同主催していると、決断する時がやってきます。
「会社を辞める日をいつにしようか?」
ぼくの例をお伝えすると、会社の一番辞めやすい時期に退職しました。
ソフトバンクでは3月は1年の中で一番忙しくて、営業の数字もダントツで高い月でした。
理由は、企業様の年度末であり、更新案件や見直し案件の決着がつく月だからです。
ソフトバンクという会社は5月1日に人事異動がありました。
3月までしゃかりき営業して、4月に1年の成績を評価して、5月に異動という流れです。
だから、ぼくが会社を辞めたのは4月30日でした。
5月1日から始める新しい組織になってから辞めてしまうと、所属チームにぼくの数字が乗っかっり迷惑をかけてしまうからです。
ぼくが辞める日を決めた理由は、「会社に迷惑をかけないように」でしたが、ぶちゃけいつでも同じだと思います^^笑
大切なのは「会社を辞めて逃げ道を潰す!!」と決断できて、自分がきりがいい日を直感でチョイスしたらいいです。
あとは、その決断が揺らがないように、大切な人に(ぼくの場合は当時の彼女)お伝えしさらに逃げ道を潰すってことですね。
ちなみにその時の彼女の反応は「ふ〜ん」っていうそっけない塩対応でした^^;
(え〜それだけ〜って突っ込んだことを鮮明に覚えています)
始めの13歩目:セミナーしまくる&低額でコンサルを受ける
辞める日も決定して、会社員ものこり半年。(この時点では会社にはまだ伝えていません)
ここからお尻に火がつきましたね。
やっぱり決断し会社を辞めると言いふらしていくと「やらないと恥ずかしい」という見栄パワーが働きます。
ここから、ぼくの人生の中で一番忙しい半年間がやってきます。
結論、なにをやったかと言うと、空いている時間は全てセミナーを開催することをしました。
※当時のぼくはかなり怪しいです。
仕事終わりだろうが、土日だろうが、朝活だろうが、とりあえず打たないと集客の可能性はゼロです。
実際に、白地のところが集客できた。赤地のところが集客できなかったという記録です。
当時のスケジュールとしては
平日はソフトバンクの仕事を19時30分までに強制的に終わらせて、20時からセミナー開始。
そして、家に返って23時から中途半端に終わらせているソフトバンクの仕事を片付けて25時に寝る。
みたいな生活を半年間繰り返しました。
ちょとそれますが、その時ご飯を食べる時間も短縮したかったので、
をチンして
をチンして、ご飯に乗せて一瞬で食べるってことをしていました^^;笑
これが、当時のぼくの中で一番安く、作る時間がかからず、満足度ソコソコのご飯でした。
(今でも照り焼きチキンを見ると、当時の記憶が思い出します笑)
話をもどすと、最初なんて、全然集客できませんでしたね。
ですが、1人でもセミナーに集客できるとチャンスはあります。
セミナーに来てくれた人に一生懸命コンテンツをお伝えし、「ぼくのコンサルを受けませんか?」とセールスをしまくったのです。
そんなめちゃくちゃ地味な泥臭いことを、平日も休みもず〜〜〜とやっているとちょっとずつ、ぼくのコンサルを受けてくれる人が出てきてくれます。
でも最初は1時間1000円とかでしたよ。
そこから、1時間3000円になり、月2回で1万円になり、月2回で1.5万円になりとだんだんとコンサル料を頂くことができるようになったのです。
始めの14歩目:会社を辞める
「ソフトバンクの仕事⇒セミナー⇒個別で人に会う⇒コンサルみたいなことをする」を永遠スパイスしていた日々があっという間に過ぎていき、会社を辞める日がやってきます。
会社に出勤する最終日。
ドラマみたいな、花束とか、みんなに笑顔で送り出される的なことは一切ありませんでした^^;
でも、ソフトバンクのみなさんには本当に感謝しています。
※この色紙は送別会で頂きました^^
最後の最後まで仕事をして、上司にサクッと挨拶して、サクッと帰る。
最後の出勤日はけっこうあっけなかったです。
でも、「いよいよ会社員も卒業かぁ〜」と感慨深かったことも覚えています。
こうしてぼくは、会社から独立して起業家への本当の一歩を踏み出しました。
まとめ
書いているとけっこう長くなりましたね^^
お付き合い頂きましてありがとうございます!!
前編から合わせると14歩もありましたね^^;
これが、普通の男子が会社員をしながら起業準備を始めて、実際にビジネスをスタートし、起業するまでのストーリーです。
起業に向けての参考や、あとひと押し勇気づけに役立てるととてもうれしく思います^^
【次へのオススメ記事】
では、またお会いしましょう!!