「秘書経験しがない私でも起業してビジネスできますか?」に回答しました

今あなたは、こんなお悩みを抱えていませんか?
実のところ、会社員の方で「私は普通だから・・・(副業も起業も無理)」とあきらめたり、悩みを持つ方はたくさんいらっしゃいます。
副業には興味があって始めてみたんだけど、一歩目が重い・・・。
そこで今回は、副業をしたいと考えてはいるけど、なにから初めたらいいかわからないと悩んでいるメーカー勤務・役員秘書をしている40代女性の方にインタビューしてみました。
自分の強みが分からない方や、自分を生かした起業や副業を始めたい方に、少しでも参考になると嬉しいです!!
登場人物
メーカー勤務 役員秘書のSさん(40代/女性)
起業3年目までの売上作りコンサルタント 黒藪 一秀
テキパキ仕事はこなしますが…それがビジネスにつながりますか?
こんにちは。Sさん、よろしくお願いします。これまでどんなお仕事を経験されたのですか?
株主総会の開催、役員会の開催、社内持株会と社外持株会の勧誘と会員数の増加、役員交代時の手配や社外通知などですね。
ありがとうございます。ちなみに、得意(苦にせずできる)と感じる業務は何でしょうか?
私は役員秘書の業務をしているのですが、担当役員から指示された経費の処理や出張の手配、アポイントの手配などはテキパキと確実かつスピーディーにこなすことです。
業務の処理能力、秘書としての高い知識、細やかな配慮や臨機応変な対応ができていると思います。
私から見ると「ビジネス」の種はたくさんあると感じますね。
雑務を変わりにやってほしい!!っていう自営業やフリーランスの人が、ぼくの周りにもけっこういますよ。(※ポイント1で詳しく解説!※)
え?そうですか?!ごくごく普通だと感じていたのですが。
そんなことないですよ。他にも何かエピソードがありそうですね。ぜひ、教えてください!
そうですね・・・秘書は経験を積んでどんどん知識や対応力が身につき敏腕と言われるようになると思います。
そのため、私はとにかく先輩のしていることを観察して自分のものにしていきました。
最初は担当役員に指示をされなければ動けませんでしたが、次第に気持ちや考えを察して先回りで動けるようになりました。
なるほど。Sさんの気配り力を十分に発揮できていますね。(※ポイント2で詳しく解説!※)
Sさん、貴重なお話ありがとうございました!
コンサルタント黒薮の解説!
ポイント1
雑務をやってほしい!!とい自営業やフリーランスの方は多いです。
起業し始めは一人で集客もサービス提供もしながらでも、お金の管理や、事務作業はこなせるのですが、ある程度、ビジネスが起動に乗るとどうしても雑務の部分が疎かになってしまいます。
実際に、ぼくも秘書をつけているし、周りの自営業やフリーランスも秘書を付けている人がほとんどです。
Sさんのように、役員秘書まで経験されているので、かなりスキルは高いです。
この秘書のスキルをビジネスに変換するためには、「細かいサービスメニュー」が必要です。
「秘書といっても具体的になにを、いくらでしてくれるの?」
がひと目でわかる資料や、ホームページを作ることがオススメですね。
これを一回作ってしまうと、自分でも自分のスキルを棚卸しすることができるので、自営業やフリーランスの方に出会った時に自ら売り込むこともできますね。
ポイント2
正直、『気配り力』だけでは、ビジネスにはなりません。
この見えないスキルとなにを掛け合わせるか?がビジネスを変換させるには必要です。
ぼくがアドバイスしたのは、「婚活している女性に向けたマナーや礼儀作法、綺麗な言葉遣いを教えたらどうですか?」です。
Sさんは長年、秘書として活躍されたので、マナーや礼儀作法は得意です。
それを、キャリアウーマンに教えるのでは、マーケットが狭すぎるので、集客が難しい。
だったら、今、飛躍的に伸びている婚活マーケットにアプローチできるサービスにすれば売れると考えました。
Sさんのように、会社で身につけたスキルを今まで想定しているマーケットではなく、別のマーケットに投入することでビジネスとしてなりたつアイディアは沢山あります。
あなたが持っているアイディアも確実にビジネスに変換することができますよ。
(※具体的なビジネスへの変換方法について答えている記事は最後に乗せておきますね)
他の方にも話を伺ってきました!
Sさんは、「普通だ」と感じていても、周りの人から見れば「強み」と感じることなんて、たくさんあるんです。
10人いれば10人の違うビジネスにつながる強みがあるんですよ!
それでは、もう一人、黒藪目線であれこれ解説していきますよ。
【官公庁・公務員(40代/男性)】Tさんの場合
これまで経験した業務は?
私の職場は保安なので、訓練などがよく行われます。その訓練にヘリを呼んだり、住民に広報したり大変でした。
あなたの強みは何だと思いますか?
私は企画したりするのも得意で、趣味ではありますがスポーツイベント開催の企画をしたりしています。
しかし、公務員では縛りも多く、あまりそう言うのは出来ていないのが実情です。
あなたが得意(苦にせずできる)と感じる業務は?
公務員というとお堅いイメージもありますが、事務的にはそうそう難しい物はありません。得意な分野とすれば、文書の処理やパソコン入力ですね。
あなたの成功体験を語ってください。
幸いにも私の仕事は、住民の皆さんの生活に結びつく仕事なので、私の書いた報告書で目があまり見えない家庭に緊急時の装置が設置された事は何よりの喜びでした。
仕事は、確かに自分のためにしているのですが、世の中の役にたっていると、考えるとモチベーションも上がり、乗り越えることができました。仕事はやはりモチベーションです。
コンサルタント黒薮のワンポイント解説!
Tさんも、ステキな経験をお持ちですね。
公務員という職業柄、いきなり副業は難しいと思います。
だったら、副業ではなくて趣味でイベントを開催して『信用貯金』を貯めておくのがオススメですね。
信用貯金とは、イメージでするなら「あの人は〇〇のことをよく知っている人で、頼りになる」と思って頂くことです。
起業を目指すのであれば、この1年位はイベントを沢山開催して、多くの人と触れ合うようにしてみてくださいね。
実際に、会社を退職して独立した時には、その人達が最初のお客様になってくれますよ。
まとめ
今回は、SさんとTさんのインタビューを紹介させて頂きました。
お二人ともステキな実績をお持ちです。
だからこそ、ビジネスを仕掛けるマーケットが重要になってきます。
「自分が考えているマーケットで本当に売上が上がるのだろうか?」
「別のマーケットに、ちょっと形を変えた商品を投入したほうが売れるのではないか?」
この2つの視点をもっておくと、思わぬチャンスとヒラメキが起こり、副業や起業の成功を加速させることができますよ。
今回、オススメ記事はポイント1でお伝えした、具体的なビジネスの変換方法についてまとめた記事を載せておきます。
こちらも合わせてチェックして頂けると、今回の内容がさらに深く理解できますよ。
【オススメ記事】
ではでは、今日もありがとうございます!!